倉庫向け中二階「パレットステージ」の中古品は取り扱っている?
「倉庫や工場の収納不足を根本的に解消したい」
そんなときに活躍するのが建物のワンフロアを2つの空間に分ける倉庫・工場向けの中二階「パレットステージ」です。
この記事では、中古パレットステージの取り扱い状況について解説していきます。
中古パレットステージは取り扱っていません
現在、ロジプラでは中古パレットステージの取り扱いはしていません。
弊社が運営する新品製品販売サイト「ロジスチール」であれば、新品のパレットステージを販売しています。
パレットステージとは、倉庫や工場の収納力を向上させるために設置する中二階式の棚です。
土台に角パイプ、積載面にスチール製パレットを用いており、1平方メートルあたり最大500kgまで耐えられる強度を持っています。
パレットステージの導入で倉庫の運営コストを削減
パレットステージにより建物上部のスペースを活用でき、収納力を最大200%増やすことができます。
これにより新しく倉庫をレンタルする必要がなくなれば、毎月の賃料を抑えられます。
次は、収納スペースを104m²(約31.5坪)増やすときに発生するコストシミュレーションです。
新しく倉庫を借りた場合 | パレットステージを導入した場合 | |
---|---|---|
1年目 | 300万円 | 560万円 |
10年間 | 3,000万円 | 560万円 |
※賃料は1坪8,000円で計算しています。
新しく倉庫を借りる場合、1年目はコストが安くなります。
しかし、賃料を毎月支払う必要があることから2年目、3年目と期間が延びるにつれてトータルコストは上がっていきます。
その結果、10年目にはパレットステージを導入した場合と比べて2,440万円もコストが高くなりました。
その他にも新しく倉庫を借りて拠点を分散した場合は、それぞれの拠点ごとに管理コストが発生することにもなります。
例えば、
などです。
そのため、長期的にコストを抑えて「収納スペースを増やしたい」のであれば、収納力を最大2倍にできるパレットステージをおすすめします。
※記事中の価格については執筆時点の金額となります。詳しくはお問合せ時に価格をご確認ください。
最後に
今回は、中古物流機器販売買取サイト「ロジプラ」の中古パレットステージの取り扱い状況について解説しました。
今回解説したとおり、パレットステージは中古では扱っていませんが、弊社が運営する新品製品販売サイト「ロジスチール」では新品を取り扱っています。
通常、一般的な中二階(柱、梁、床、階段で構成された建築物)を設ける場合は、床面積を拡大する増床とみなされて確認申請が必要となります。
確認申請では、耐震補強計算や図面作成などの専門知識が必要となり、費用や時間、手間が発生します。
パレットステージは、収納を目的とした物品棚の位置づけです。
そのため、製品上部に人が常駐したり事務所の設置はできませんが、一般的な中間棚の導入を建築基準法の規制やコスト面で断念されたお客さまからもご相談いただくことがあります。