【関西】中古の逆ネステナー導入で消防車両のスペースを確保

関西の事業所の屋外に中古の逆ネステナー（ネスティングラック／ネスラック）９台を設置しました。

これまでは、パレットを地面に直置きしており、

• 作業スペースが枯渇している
• 消防用設備前の消防車両のスペースが確保できない

といった課題を抱えていました。

逆ネステナーを導入することで収納力が向上して課題解決につながりました。

お客さまからも「今回の設置で、当部署だけではなく関係部署にもいい影響がみられます。」というコメントをいただいています。

納品の概要

都道府県	関西
設置場所	屋外
荷物	容器類
導入設備	逆ネステナー（中古）
耐荷重	1000kg / 段
台数	９台
サイズ	・外寸 W1350 × D1200 × H1650mm ・内寸 W1250 × D1150 × H1600mm
対応パレット	1100 × 1100mm
カラー	赤色

新品と比べて最大70%の割安価格で販売

逆ネステナーは１台で２枚のパレットを収納可能

逆ネステナーは、荷物を載せる面が上部にあるタイプです。

１台で２枚のパレットを収納できる仕様となっており、面積あたりの保管量の向上を図れます。

今回は、地面に直置きしていたパレットが減り、枯渇していた作業スペースや通路幅の確保ができました。

パレットを運搬するフォークリフトやパレットリフトの走行もスムーズに行えます。

消防車両のスペースを確保

万が一、事業所で大きな火災が発生した場合は、消防車による消火活動が必要となります。

消防車は、エンジンでポンプを動かすことで毎分およそ600リットルの放水を行うことができ、効果的な消火活動ができます。

しかし、事業拡大と物量の増加に伴って消防車を駐車するためのスペースが取れず、改善が急務となっていました。

逆ネステナーにより消防車両のスペースの確保にもつながり、火災発生時のリスクが低減できました。

逆ネステナーの屋外の設置についての注意点

今回は、お客さまご了承のもと屋外に逆ネステナーを設置しています。

ただし、逆ネステナーを屋外に設置する場合は、いくつか注意すべき点があります。

屋外はサビやすい

基本的に逆ネステナーは、屋外での使用を前提として製作されていません。

表面にはサビを防止する塗装が施されていますが、衝撃や経年劣化などにより塗装が剥がれて金属部分がむき出しになるケースがあります。

屋外は、紫外線により塗装が劣化しやすく、雨が直接本体にかかることからサビが進行しやすい環境です。

サビが発生すれば、金属がもろくなって本来の強度を保てなくなる可能性があるので注意が必要です。

アスファルトだと陥没の可能性あり

基本的に逆ネステナーは、コンクリートの床面の設置をおすすめしています。

屋外ではアスファルトで舗装されているケースも多いですが、コンクリートと比べると強度が弱くなります。

そのため、逆ネステナーに重量物を載せた場合は、アスファルトの床面だとひび割れやたわみ、陥没の可能性もあるため注意が必要です。

※記事中の価格については執筆時点の金額となります。詳しくはお問合せ時に価格をご確認ください。

中古の逆ネステナーなら価格が安い

今回、中古物流機器専門サイト「ロジプラ」より中古の逆ネステナーをご購入いただきました。

中古品の大きなメリットは、

• 価格が安い
• 在庫があれば短納期

の２つです。

特に価格面については、鋼材価格の高騰により新品の値上がり傾向が続いていることから、中古の価格優位性が高くなりつつあります。

もちろん、中古であることから新品と比べれば、経年劣化は否めません。

しかし、中古市場では、倉庫や工場などの統廃合・閉鎖などによって低価格でありながら新品同様の逆ネステナーが流通しているケースもあります。

弊社では、新品も含めて数多くの逆ネステナーの納品実績があります。

お見積りや導入に関するご相談は専門スタッフが無料で承っていますので、お気軽にお問い合わせください。