カゴ台車の観音開き扉タイプは中古販売されている？価格はどのくらい？

「複数の荷物をまとめて運びたい」

そんなときに便利なのが”カゴ台車（ロールボックスパレット、カーゴテナー、コンビテナー）”です。

格子状の柵で囲まれていることから荷崩れのリスクが少なく、荷物を積み上げて安全に運ぶことができます。

さて、そんなカゴ台車の種類は大きく分けて

• 標準タイプ
• 観音開き扉タイプ

に分けることができます。

今回は、カゴ台車の”観音開き扉タイプ”に的を絞って中古の販売状況などを解説していきます。

新品と比べて最大70%の割安価格で販売

カゴ台車の観音開き扉タイプとは

カゴ台車の観音開き扉タイプとは、開口部分に観音開き扉が付いているタイプです。

扉を閉めてロックすることで４面全てを格子状の柵で覆うことができ、荷崩れのリスクを最小限に抑えることができます。

特に

• わだち（車が通った車輪の跡）
• 歩道と車道の境界にあるコンクリートブロック
• マンホールの蓋、排水口のグレーチング
• 玄関マットなどの敷物
• エレベーターの出入口

など段差が多い場所で動かす場合は、荷崩れのリスクが高いことから”観音開き扉タイプ”がおすすめです。

標準タイプとの違い

通常のカゴ台車（標準タイプ）の場合は、３面が格子状の柵で囲まれているだけです。

開口部分は、サイドバー（ステーバー）で簡易的に閉じられますが、観音開き扉タイプと比べると荷物落下のリスクは大きくなります。

カゴ台車の観音開き扉タイプは中古販売されている？

カゴ台車の観音開き扉タイプは中古でも購入可能です。

観音開き扉タイプは需要も高いことから中古市場でも数多く出回っています。

供給量については時期・タイミングによって異なります。

例えば、倉庫や工場、店舗などの統廃合・閉鎖によって大量のカゴ台車が中古市場に流れることがあります。

カゴ台車の観音開き扉タイプの商品ランクに注意

カゴ台車の観音開き扉タイプ（中古）の状況は、さまざまです。

新品同様で傷一つないこともあれば、一部サビや汚れ、歪み、曲がり、ガタ付きなどがあるケースもあるので注意が必要となります。

中古カゴ台車の商品ランク一覧表

商品ランク	状態
A	未使用、新古品、美品です。若干の汚れがある程度で使用感はほぼありません。
B	通常の使用品です。少しのサビ、曲がり、凹み、汚れなどはありますが、破損もなく全体的に綺麗な状態です。
C	見た目に難がある商品です。サビ、曲がり、凹み、汚れがあり、軽度の破損もあります。
D	全体的にキズなどが目立つ商品です。サビ、曲がり、凹み、汚れ、割れ、欠けも多く、軽度の破損もあります。

※いずれも使用上の問題はなく、商品の運搬や保管に利用できます。

中古販売価格

記事執筆時点で流通しているカゴ台車の観音開き扉タイプ（中古）の価格を商品ランクごとにまとめています。

カゴ台車の観音開き扉タイプ（中古）の価格

商品ランク	サイズ	底板	中間棚	参考価格
C	横幅1100 × 奥行800 × 高さ1700mm	樹脂製	なし	15,180円
C	横幅1100 × 奥行1100 × 高さ2000mm	樹脂製	あり	17,600円
C	横幅1120 × 奥行1122 × 高さ2000mm	スチール製	あり	18,480円
C	横幅1100 × 奥行1100 × 高さ2000mm	樹脂製	あり	17,600円
C	横幅1100 × 奥行800 × 高さ1700mm	樹脂製	なし	14,300円

※税込み価格となります。
※記事執筆時点の新品および中古の価格であり、市場の需給バランスによって変動する可能性があります。

最後に

カゴ台車は、カゴに車輪がついた主に運搬や商品の保管を目的とした台車です。

大きな特徴としては、

• 荷物をまとめて運べる
• 重たい荷物も運べる
• 折りたたんで収納できる

です。

特に荷物を積み重ねて運べるのは、平台車や手押し台車にはないメリットと言えます。

しかしながら、カゴ台車を新品で購入する場合は、通常の台車と比べて価格が高くなります。

カゴ台車で業務の効率化が図れそうだけど予算の都合上難しい。

そんなときは、中古品のカゴ台車を検討するのもありでしょう。

弊社の調査では、新品と比べて最大70%以上の格安・激安価格になるケースもありました。

もちろん、中古であることから新品と比べると経年劣化が目立つこともありますが、これだけ安ければ選択肢の一つにするのもありでしょう。